異常な長時間労働を強いる、パワハラ(パワーハラスメント)が行なわれるなど、劣悪な労働条件を強制し、従業員を酷使する「ブラック企業」。皆さんの周りでもそんな職場がありませんか?もしかして、今まさにブラックな所で働いている方がいるかもしれません。

 

サービス残業や経費の自腹というレベルだけでなく、過酷な長時間労働が続くことで心身が疲弊し、最悪の場合死に至ってしまうケースもあります。そんな不幸を未然に防ぐために、働く側の防衛策についてまとめてみました。

 

1.自分がブラックな働き方をしていると「自覚」する

周りがみんな長時間労働をしていると、それが当たり前という文化がその空間内にできあがります。心身が疲れていると正常な判断をすることが難しいですが、まずは自分の置かれている環境が異常だと自覚してください。経営者や管理者の巧みなマインド・コントロールを解き放つ必要があります。

 

2.信頼の置ける人に相談する

この状況をなんとかしたいと思えるようになったら、信頼できる周囲の人に相談しましょう。その際、身内や友人だけでなく専門的なアドバイスをしてもらえれば、法律上の観点で対処することも可能になります。

 

3.労働基準監督署に通報する

この手のブラックな企業は、自分だけでなく周りの人も犠牲になっていることがほとんどです。根本的に問題を解決するためには、労基署に実態を伝えることで何らかの改善が図れることがカギです。また、自分の就労状況を客観的に分かる形で記録に残しておけば、後々会社側と裁判で争う際に有力な証拠となります。

 

4.退職する

いろいろと書いたものの、ブラック企業で働き続けるメリットはほとんどないため、あとはいかに首尾よく退職できるかにかかっています。物品の整理や業務の引き継ぎ等を滞りなく済ませれば、早めに異常な空間から抜け出しましょう。なお、勤務最終月の給与が振り込まれているかどうかの確認もお忘れなく。

 

5.どこでも働ける専門性やコミュニケーションスキルを身につける

ブラック企業から抜け出せない理由として、辞めても他の所で働けないのではというものがあります。であれば、辞めた後に転職できる専門性やコミュニケーションスキルを身につけましょう。できれば在職中に準備を進められればベストですが、ブラック企業にお勤めだとそんな時間的・精神的余裕はほとんどないと思われます。

 

 

日本は過労死の人数が年間800人以上。これは労災認定を受けたものなので、実際にはもっと多いはずです。ブラックな会社から自分の命を守って、幸せな働き方を選び取っていきましょう。

 

f:id:work-shift:20151015154639j:plain